2013年4月4日木曜日

同じギタリストでも使う楽器は全然違う!ギターの種類は?



単にギターといっても多種多様なタイプのギターがあります。

捉え方によっていろいろな種類に分けられますが弦の振幅音を楽器本体で共鳴させるタイプとピックアップを使って電気的に増幅させるタイプに分けられます。
楽器本体で音を増幅共鳴させるタイプをアコースティックギターと言い、ピックアップを使って増幅させるものをエレキギターと呼びます。アコースティックギターの中にもクラシックやボサノバそしてフラメンコで使われるナイロン弦を張るタイプ(以前はガットといわれる羊の腸を張っていた)とカントリやフォークで使われるスチール弦を張るタイプに分けられます。

エレキの中にも楽器に音を共鳴させる為の空洞をもったフルアコースティックギターやセミアコースティックギター、空洞の無いソリッドギターなどに分類されるようです。

これらのギターは演奏する音楽ジャンルによって使い分けられる傾向にあります。
ジャズやフュージョンはフルアコースティックギターやセミアコースティックギター、カントリーミュージックに多く使われるのはテレキャスター、ロックやブルースに使用されることの多いのはレスポールやストラトキャスターなど音楽のジャンルにより多種多様なギターが選ばれ使用されています。

どうして音楽ジャンルによって使用ギターが分かれたかというとギターの音の特性により使い分けられてきたのではないでしょうか。例えばビックバンドの中に入ってホーンやリズム隊に負けない音量と太くマイルドな音が求められる音楽ジャンルはジャズですね、そこで最適なギターはフルアコースティックギターということです。

ナイロン弦を張るタイプのクラシックギターこちらも歴史と伝統があり、ギターの祖先ビウエラを発展させた楽器といえるでしょう。アントニ・デ・トーレスが現代のクラシックギターの礎を築き発展してきまいた。

演奏法もギターにより大きな違いがあります。
エレキギターはピックを使っての演奏、アコースティックギターは右手の小指を除く4本の指を使っての演奏方とかなり違うものになっています。
左手もエレキタイプはネックを握るように親指をネックの上から出す演奏法。クラシックギターはネックの上部から親指を出すことは厳禁とされているなど違いが見られます。

同じギターであっても多種多様、色々あって面白いですね。

クラシックタイプ代表
村治佳織 アルハンブラの想い出


ロック・ブルース代表
Jeff Beck - Scatterbrain


ジャズギター代表
Sonny Rollins et Jim Hall

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