音程とはふたつの音の高さの関係のことです。
文字で表すと簡単ですがギター的な感覚で音程の意味を説明します。
ギターの12フレットが開放弦の1オクターブ上の音ということは皆さんご存知だと思います。これらのフレットがそれぞれ半音ずつに刻まれています。ですから1オクターブは半音が12個ということになります。この半音を2つ合わせると全音になります。ギターで好きな音を押さえて2フレット上を押さえれば全音高くなります。スケールとは半音と全音の組み合わせで出来ている音の並びです。1本の弦でスケールを弾くとどこが半音か全音かすぐに理解できます。
ハ長調を例にすると下記の図のようになります。
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白玉の音はその音階を構成する音。黒玉はそれ以外の音になります。(鍵盤楽器の白鍵と黒鍵)
CとDの間には黒玉が1つあるので半音と半音の音の開き音程があります。
EとFの間には黒玉はなく半音のみしか開きがありません、これを半音関係。CとDの関係を全音関係と言います。