2013年9月18日水曜日

こんなに進化した!iPhone 5s 新機能まとめ



10日(米国時間)、アップルの発表により全貌が明らかとなったiPhone 5s。従来のiPhone5と比べると、外見はあまり変わっていないようにも見える。どこが新しくなったのか整理してみよう。

サイズや重さ、容量はそのまま
サイズは高さ123.8 mm、幅58.6 mm、厚さ7.6 mm。重さは112gとiPhone5とまったく同じサイズ、重さのままだ。容量もiPhone5同様、16GB、32GB、 64GBが用意されている。噂された128GBは登場しなかった。

新色登場 Phone4までは黒一色、4Sと5では白と黒の2色で登場したiPhone。5sでは、新色ゴールドが加わり3色展開に。黒をベースとする「スペースグレイ」、白をベースとする「ゴールド」「シルバー」から色を選ぶことができる。

指紋認証を搭載
他人にiPhoneを勝手に使われないよう、多くの人が設定しているであろうパスコードロック。それに代わり、よりスムーズに、より簡単なロック解除が可能となる指紋認証センサー「Touch ID」を新たに搭載した。

ホームボタンは単なるボタンに見えるが、指紋認証センサーが内蔵され、ホームボタンに触れるだけでiPhoneのロックを解除できる。その上、なんとアプリの購入など、これまでApple IDとパスワードを入力していた場面でも指紋認証で済ませる事ができるようになる。

Touch IDは360度の認識に対応し、どんな角度で指をおいても指紋の識別ができる。また、複数の指紋を登録できるので、家族で同じiPhoneを使うことが可能。指紋データはiPhone本体に記録されるので、ネットワークを通して指紋データが流出する心配もない。

中身がパワーアップ
iPhone5sでは「A7」と呼ばれる最新チップを採用。スマホでは初となる64ビットの演算装置であり、iPhone5に搭載されている「A6」チップの最大2倍の高速処理ができるようになった。

さらに、加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパスから送られるモーションデータを処理するM7コプロセッサを搭載。処理を分担することでバッテリーが節約できる。

バッテリーの持ちも改善され、3Gでの連続通話時間は最大8時間だったのが最大10時間に、連続待受時間は最大225時間だったのが最大250時間にのびている。

カメラがパワーアップ
カメラ性能も大きく向上した。レンズの明るさを示すf値が2.2になり、2.4だった従来レンズよりも明るくなった他、レンズからの光を受け止めるセンサーも15%大きくなった。より美しい写真が撮れるようになったということだ。

また、今までフラッシュとして使えるLED(発光ダイオード)は一つしかなかったが、iPhone5sでは白色とアンバー色(こはく色)の2色のLEDを搭載。被写体に合わせて最適なフラッシュの明るさと色味で撮ることができる。

ほかにも、1秒間に10枚の連射が可能なバーストモードや、自動手ブレ補正、毎秒120フレームのスローモーションビデオの撮影、ビデオ撮影中のズームなどが新たに可能となる。

専用ケースも提供
いままではサードパーティ製しかなかったiPhoneケースだが、今回はなんとアップルから専用ケースが販売される。iPhone5sに合わせて緻密に仕上げたというそのケースは、レザー製でブラウン、ベージュ、ブラック、イエロー、ブルー、レッドの全6色。価格は4080円。

すでに、アップルの公式ホームページにはその詳細が掲載されている。Touch IDやカメラ機能を紹介する動画もあるのでぜひ発売前にチェックしておこう。アップルの発表では20日発売となるiPhone5s、手元に来るのが実に楽しみだ。

また、iPhone5sの発売にあわせて、中身のOSも一新される。「iOS7」については、すでに6月に行われたアップルの開発者向けカンファレンスWWDCでその機能が発表されており、18日(米国時間)に一般公開される予定だ。新しいiPhoneを購入予定の方、お手持ちのiPhoneでiOS7を利用される方は、今一度iOS7の機能をしっかり確認しておこう。

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