2014年2月23日日曜日

おススメのクラシックギター用ナイロン弦をご紹介 オーガスチン編


セゴビアと共に長年、ナイロン弦の共同開発をしてきた弦開発メーカーのパイオニア。幅広い利用者がおりテンション別に黒、赤、紫、青のパッケージに分かれています。若干不良弦が見られますがオーガスチン独特の輝きのある音は魅力的です。


■オーガスチン 黒ラベル

クラシックギター愛好家なら一度は使用したことがあるであろうセット弦です。高音弦は硬質な音色が特徴だが若干不良弦が多いのが気になる、低音弦は比較的音程は安定している模様。昨今セット弦が高騰している中、この価格帯はかなりコストパフォーマンスが良いと思います。


■オーガスチン 赤ラベル

黒ラベルより若干テンションが強いセットでミディアムテンションと考えて良いと思います。明るく乾いたトーンが人気で初心者にもおススメできるセット。黒ラベルと比べると低音弦の張力が上がっているので現代的でパワフルな音色。音程も黒ラベルより改善されている模様。


■オーガスチン 青ラベル

赤ラベルより張りのあるセットでハイテンションのセットと考えてください。クリアーで重厚な低音が魅力です。タッチの強いギタリストにおススメのセットです。音程は赤ラベルと同じく若干の音程不良の弦があるが低音弦の輝きはとても魅力的。


■オーガスチン リーガル レッドセット
オーガスチンの最大の難点は高音弦の音程の悪さ。それを払拭するために発売されたのが高音弦(1弦 2弦 3弦)のみのリーガルシリーズ。そのリーガルの高音弦に赤ラベルの低音(4弦 5弦 6弦)をパッケージしたセット。赤ラベルより若干高いが 音程の安定性はこちらが断然良い。


■オーガスチン リーガル ブルーセット

こちらはリーガルの高音弦に青ラベルの低音弦をセットしたもの。赤ラベルより総合的なテンションが強いためか低音の重量感・輝き感は特筆すべきものがある。さすが老舗の実力でしょうか。クラシックギターを弾かれる方は一度は張ってみてください。

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