Native Instruments、人気プロデューサーのNottzが手がけたiMASCHINE Expansion「RAW WORKS」リリース

Native Instrumentsは、人気プロデューサーのNottzが手がけたiMASCHINE Expansion「RAW WORKS」をリリースした。

「RAW WORKS」は、iPadやiPhone用のプロフェッショナルなビート制作ツール「iMASCHINE」で使用可能なサウンドパック「iMASCHINE Artist Expansions」の第3弾。

「iMASCHINE Artist Expansions」は、それぞれのアーティストならではのサウンドを満載したシリーズで、著名なプロデューサー/DJであるKerri Chandler、DJ Godfatherのサウンドを収録したものがリリースされてきた。

今回登場した「RAW WORKS」には、「iMASCHINE」のために特別制作されたNottzのトレードマークサウンドを収録したプロジェクトとキットを5つずつ搭載。Busta Rhymes、Snoop Dogg、Kanye West、J Dilla といった大物ミュージシャンとのコラボでも注目を浴びるNottzはオールドスクールな制作スタイルで知られる。NottzはこのExpansionのために、ミュージシャンたちとのライブセッションをサンプリングし、そこからさらにサウンドをチョイスして、荒々しいドラムとメロディアスなフレーズのセットを完成させた。このExpansionに収録されているラフでディープなベースラインには、Nottzの卓越したサンプリング技術が反映されており、彼独特のサウンドのエッセンスを取り込むことができる。


「iMASCHINE Artist Expansions」は、このほか「KAOZ THEORY」「DIRTY KNOCK」がリリースされている。こちらについても紹介しておこう。


「KAOZ THEORY」は、ディープでグルーヴィーなハウスサウンドを生み出し続け、ここ20年のアンダーグラウンド・シーンで最もリスペクトされているアーティストKerri Chandlerのユニークなサウンドを収録したExpansion。合計6つのキット、2つのインストゥルメント、2つのフルプロジェクトを収録。なかでも3つあるドラムキットは、ダーティーでアナログなキック、スネア、ハット、クラップから構成されている。そして、メロディック・キットはChandler独特のシンセコードを、スペシャル・キットはベース、ヴォーカル・サンプル、シンセスタブ、キーを収録。これらKerri Chandler自身が作成した2つのインストゥルメントと2つのフルiMASCHINEプロジェクトを使えるのはこのiMASCHINE Expansionだけだ。

「DIRTY KNOCK」は、デトロイトのDJ、プロデューサー、レーベルオーナーであり、ゲットー・テック／デトロイトベースの生みの親でもあるDJ Godfatherが手がけたExpansion。4つのプロジェクトと5つのキットには、ラフなベースライン、アナログなサウンドエフェクト、ダーティーなドラム、シンセスタブ、グルーヴィーな808、タイトなスネアといった、DJ Godfatherを象徴するサウンドが満載だ。メロディックキットもあり、ワンショット・ビープ、スイープでニュアンスをさらに付け加えることもできる。

全サンプルは、非圧縮のWAVフォーマット（16bit/44.1kHz）で、即座に使用できるように処理、チューニングされている。iMASCHINE Artist Expansionsで作成したトラックは「MASCHINE」や「MASCHINE MIKRO」にエクスポートして、編集することも可能となっている。

「iMASCHINE Artist Expansions」は「iMASCHINE」のIn-App store（アプリ内課金）で85円で購入可能。「iMASCHINE」本体はApple App Storeで450円で購入可能となっている。

「iMASCHINE」本体はApple App Storeで450円で購入可能となっている。デモサウンドのチェックは下記リンクから。

◆iMASCHINE Expansions 製品詳細ページ
◆iMASCHINE 製品詳細ページ
◆Native Instruments