2013年10月23日水曜日

新型iPadは新名称「iPad Air」にアップル新製品発表会


日本時間2013年10月23日午前2時から1時間30分にわたりアップルの新製品発表会が行われ、「iPad Air」「iPad mini」「Mac book Pro」「Mac Pro」「OS X Mavericks」「iLife」「iWork」を発表しました。

いまアップルはものづくりの根本を作りなおしている。この理念はいかに世界で素晴らしいものを作っているか反映しているものである。「iPhone5s」「iPhone5c」もメディアからは様々な高い評価を受けており、販売を開始した最初の週末で900万台を販売した。

これはこれまでで最高の販売台数だった。そして我々の努力はお客様の反応によって報われていて、世界のデバイスの64%がiOS7となっている。

iTunes Radio(日本ではまだ使えない)は2000万人が使っていて、10億回もの曲が再生された。そして100万以上のアプリがあり600億回ダウンロードされている。

ライバルメーカーが右往左往している中で、アップルは明確な信念の元に商品を開発している。

■OS X Mavericks
機能、技術、アプリというポイントに絞りメモリ、GPUなどの限られた資源をいかに有効に使うか考えぬいて開発をしました。

その結果、バッテリーの消費電力を抑える事ができ、またメモリーは4GBで6GB相当のパフォーマンスを出せるようになりグラフィックスにおいてもより性能を引き出せるようにしました。またセキュアな環境でIDやパスワード、クレジットカード情報を自動入力されるようになりました。

最も有名なOSはWindowですが、当たり前のように有料です。しかしOS Xの価格はなんと無料!!本日から公開されます。




■Mac Book Pro

13インチ
(2.4 GHz Retinaディスプレイ)

仕様
・2.4GHzデュアルコアIntel Core i5
(Turbo Boost使用時最大2.9GHz)
・4GB 1,600MHzメモリ
・128GBフラッシュストレージ(PCIeベース)
・Intel Iris Graphics
・内蔵バッテリー(最大9時間駆動)

価格:134,800円
発売:本日から

15インチ
(2.0 GHz Retinaディスプレイ)

仕様
・2.0GHzクアッドコアIntel Core i7
(Turbo Boost使用時最大3.2GHz)
・8GB 1,600MHzメモリ
・256GBフラッシュストレージ(PCIeベース)
・Intel Iris Pro Graphics
・内蔵バッテリー(最大8時間駆動)

価格:204,800円
発売:本日から

両モデルともにグラフィックス性能は90%向上し、バッテリー稼働時間が2時間近く伸びました。また、事前情報ではディスプレイが4Kになるという話しもありましたが、今回は無かったようです。


■Mac Pro

テストユーザー談
映像制作会社:すごい楽に作業が出来る!
写真家(National Geographic):編集に掛かる時間が驚異的に減った!
音楽プロデューサー:レディガガなどを手がける音楽家も絶賛!

価格帯は30万円前後ですが、テストユーザーでヘビーなクリエイターが言うようにかなりハイスペックです。製品はアメリカのカルフォルニアで製造され、静音性も非常に高く、電力効率は70%節減できます。またグラフィックボードの性能が高く4Kディスプレイが3つ動かせるそうです。12月発売予定。


■iLife & iWork

iLife
「iPhoto」「iMovie」を新しいデバイスとiOSの為に色々改良しました。そして価格はこれも無料です。

iWork
最も大きな改良はWindowsのPCにもドキュメントをiCloudを通じて送付することができるようになりました。またiCloudを通して複数ユーザーによる同時編集が可能になりました。

搭載されている100以上の新機能(マイクロソフトのOfficeのようなもの)は通常このようなソフトやOSは有料ですが全部無料です!公開は本日から。


■iPad

3年半前に発売したiPadだが、最初から明確な目標を持っており、それは魔法のように革新的なデバイスを作る事だった。しかし、発売後は「タブレットなど売れない」などの強い批判に晒されたが、今月10月の初旬にiPadの販売台数は1億7000万台を突破した。

そして、いま世界中のメーカーがタブレットを沢山作っているが、iPadは81%のシェアを握っている。なぜならハードやソフトを統一し使いやすくしたからだ。アプリも475,000種類あり、他のメーカーではここまで多くのアプリを提供出来ていない。現在ビジネスや、教育現場、スポーツ、音楽、映像分野などでも非常に幅広く多くの人に使われている。

いままでアップルでは全てのiPadはiPadという名称で統一しており、新しいiPadは「新型 iPad」と表記していました。しかし今回発表された新型iPadは「iPad Air」となりました。

サイドのベゼル(画面の外枠部分)が43%薄くなり、ひとつひとつのパーツを0.1mm単位で削り、厚みは旧モデルに比べ20%薄くなりました。さらに重量は30%も軽く!中身の性能の方もiPhone 5sと同じA7を使っていて、初代に比べCPU性能は8倍、GPU(グラフィック性能)は72倍になりました。

iPad Air価格
16GB:51,800円
32GB:61,800円
64GB:71,800円
128GB:81,800円

iPad Air発売日:11月1日(発売日決定)

iPad2も廉価版として継続して販売していくようですが、iPad Airのバッテリーは10時間持つようになり、薄く軽くなって衝撃にも強くなって、その他も大幅にパワーアップしました。

また、噂されていた指紋認証はありませんでした。それより気になるのはプレゼン中に出ていた日本国内の取扱キャリアにはSoftBankとKDDIはありましたがdocomoの文字がありませんでした。発売時期がズレるのでしょうか?


■iPad mini

Retinaディスプレイ搭載で解像度も2048☓1536になり画面が綺麗になりました。更にiPhone 5sと同じA7のCPUに変更され性能も4倍になりました。iPad miniはスペックにおいて同世代のiPadと比べると性能面で型落ち感がありましたが、ほぼ同スペックになりました。

iPad Air価格
16GB:41,900円
32GB:51,800円
64GB:61,800円
128GB:71,800円
iPad Air発売日:11月中(発売日未定)

様々な製品が発表されましたが、目玉のiPadは最後の発表でした。用途によってiPad Airにするか、iPad miniにするか悩む所ですが、国内携帯キャリアもiPhone5sや5cとセットで購入で割引をするなど、様々なプランが出てくると予想されます。料金プランの発表が楽しみです。

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