ギター弾きに役立つiPhone・iPadアプリ・楽器アプリのレビュー。そしてDTMやギター関連グッズやお気に入りのギタリストなどを紹介させていただきます!
2013年3月30日土曜日
ギタリストにおススメの音楽再生アプリ「StagePass」
iPhoneは音楽プレイヤーでもあるのでギタリストの皆さんもiPhoneで音楽を楽しんでいる方も多いと思います。iPhone標準のミュージックプレイヤーも良いのですが面白いプレイヤーアプリをご紹介いたします。
筆者のメインヘッドホーンはソニーのMDR-CD900STです。定番中の定番でプロのレコーディング現場でも使用されているもので原音のイメージをそのまま再現するピュアな音質、クッキリとした輪郭と音像が特徴。ストレートでニアーな音質はスタジオモニターやDTMでのモニターに最適なヘッドホーンです。筆者はこのヘッドホーンを使用して「StagePass」という音楽再生アプリでよく音楽を聴いています。
「StagePass」は原音を忠実に高精度で再現するというような超高音質をうたう音楽プレイヤーではありません。「StagePass」は実在する54のライブハウスの会場の大きさや音の広がり方、音像感がなど全ての会場音の雰囲気を再現するアプリです。 沢山の会場が収録されていますので、どのライブハウスでどのアーティストの音楽を聴こうかを選択するのがとても楽しい音楽プレイヤーです。会場から選んでもよし、アーティストから選んでも良しその音楽にあった会場が見つかるはずです。
会場はアップデートのたびに増え続けているようです。日本のライブハウスが収録されていないのが残念です。
会場の横のiのマークをタップするとそのライブハウスの紹介写真とライブハウスのサイトへのリンクが表記されています。
筆者の好みは ハードなロック系を聴くときは「Town Ballroom」が好みですね。ライブ感あふれる音像のひろがり、特にライブハウスで聴いているときのような低音感が気に入ってこの会場でよく聴いています。
アコースティックなギターものを聴くときは「Union Hall」です。ギターが綺麗に広がりホールの残響が自然で聴きやすい会場です。
渋めのブルースなどは「Brooklyn Bowl」ですね、ライブ時特有の各楽器の音の定位のカブリの感じが巧く再現できています。いつも聴いている音源がライブ音源になったような錯覚になりますよ。
操作は何も考えること無いくらいシンプルです。
右下のスピーカーマークをタップすると効果のON/OFFこれで実音とすばやく聞き比べられるので便利ですね。 左下には会場名が表記されていてタップすると違う会場を選ぶことが出来ます。 画面上部にはイコライザー画面へのタップボタンなどがついています。
「StagePass」はプリセット毎に音の定位まで変わります。狭いライブハウスでは音が中央に集まり各楽器がひとつになったような一体感が聞き取れます。比較的広い会場では広がり感のあるゆとりのある音像になりますね高度な音響処理をしているのかもしれません。最後に「StagePass」を利用するときはある程度、高性能なヘッドホーンを使用してください、安価なヘッドホーンで使用した時、会場の効果が妙に強調されて聴き辛くなる事がありました。MDR-CD900STで聴くと音の定位感がクリアで各周波数がフラットな特性なため「StagePass」の制作者の音の意図がわかりやすくとても楽しめました。
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