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2013年10月10日木曜日
古いiPhoneを使っている人はiOS 7へアップデートすべき? 専門家に聞いてみた
新型iPhoneの売れ行きが好調です。iPhone 5sとiPhone 5cには見た目が新しくなったiOS 7が搭載されています。以前のiPhone、iPadを持っている人はiOS 7へのアップデートを行いましたか? iOS 7について、マック雑誌の編集者に聞きました。
――iPhone 5s/5cが登場し、iOS 7がリリースされています。古いiPhoneを持っているユーザーはiOS7にアップデートしたほうがいいのでしょうか。
そうですね、基本的にはアップデートしたほうがいいと思います。今回のiOS 7では、まずUIのデザインが一新されています。アイコンやフォントなどが変更され、フラットデザインに統一され、カラフルで見やすくなっています。
また、アプリのiOS 7への対応も進んでいますので、古いOSのままですと置いていかれる可能性があります。
――iOS 7のメリットは見た目のほかにどのようなものがあるのでしょうか?
「通知センター」にリマインダーや株価、天気などの情報が登録できてアクセスがしやすくなっていることはメリットのひとつでしょう。「Androidっぽくなった」などと言われたりしますが、コントロールセンターが出せるようになって、本体の設定が行いやすくなっています。
また、「エアドロップ」という機能で、iPhone同士でデータを通信することが可能になったのもメリットでしょう。
――アップデートのデメリットはあるのでしょうか?
注意しなければならないのは、アプリの互換性ですね。自分が使っているアプリがiOS 7に対応しているかどうかに気を付けてください。マルチタスクに関して変更されていますので、バックグラウンド処理で不具合が出たりといったことが考えられます。
――指紋認証でロックが破られたといった情報がありましたが?
その不具合をクリアしたアップデータがすでに公開されています。セキュリティ部分などの不具合がこれからも見つかる可能性はあります。しかし、その都度アップデータが順次公開されると思います。
――iOS 7にアップデートしないほうがいいという場合は考えられますか?
古いMacを使っていて、iPhoneをiOS 7にアップデートした場合、iTunesの同期が取れなくなってしまうという例があります。ダウングレードはできないので、仕方なく新しいMacを買う人もいるようです。
――Mac側のOSをアップデートすることはできないのですか?
iTunes 11のインストールにはOS Xの10.6.8以降が必須なので、手持ちのMacが対応していないと、買い替えしか手がありません。iOSのアップデートはiTunesとOS Xのバージョンを確認してからのほうがいいかもしれません。
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